新品 龍村晋謹製 着物“天平最勝王瑞宝錦…至高という名のプレミアム”正絹 全通 袋帯 4628

古代錦を始め名物裂の復元と多くの美術織物を創作した龍村平蔵の子息“龍村晋” 謹製のひと品…崇高な意思を継承する“天平最勝王瑞宝錦”の全通/袋帯でございます。

梅鼠色や紺鼠色など多彩な色糸で織り出された“天平最勝王瑞宝錦”、花喰い鳥や象・鹿・孔雀などが醸し出す遥かを臨む大陸の風、それは精密な織の技術が創り出す歴史を秘めた帯の気高さ、高貴に煌くその表情は必見の価値あり！…正に名品の名に相応しい煌きが帯の錦を照らし出しています。

艶と照りともに申し分のない新品未使用の一本、お奨めでございます。

全通は、帯全体に模様があり“通し模様”や“総柄”とも呼ばれています。見えない部分にまで柄付けされているのでその分厚みがあり、一番格が高い帯の柄付けとなります。

龍村美術織物は、独自の文様と鮮やかな色彩や高い織りの技術を特徴に持ち、古代織物の研究や織物美術創作の伝統を受け継ぎ、世界的に認められる美術織物を世に多く輩出している“帯の名門”です。

花喰い鳥は、鳳凰や鶴などの瑞鳥が草花や花枝などをくわえた姿をあらわす模様のひとつ。ササン朝ペルシャが起源とされ、日本では正倉院御物や数々の工芸品の装飾に見られます。ノアの箱舟から飛び立ち、オリーブの枝葉をくわえて戻ってきた鳥と同様に幸せの兆しとされ、縁起の良い吉祥文様として用いられています。

“天平最勝王瑞宝錦…至高という名のプレミアム”、それは緻密でありながら大胆さを兼ね備えた“織の美”、精密さと芸術性の融合が創り出す龍村の技、見事。※「最勝王」は、国宝「金光明最勝王経」に由来しています。


採寸表

巾　 ： 31cm

長さ ： 432cm

素材 ： 正絹