未着用 紗紬 伝統工芸士 白川貞夫 カタス式 夏着物 正絹“涼やかな風と心地よい騒めきのおもてなし”本場大島紬 3959

涼やかな風と心地よい騒めきでもてなす憩いのひと時...。

上品な黒茶色でご覧の透け感に涼やかな風を感じさせる蔓草が味のあるT字で成すその美しさで陰影を見せながらざわざわ、ざわざわ心地よい夏の音を響かせ、気軽なお出かけやゆったり過ごすお家時間、そしてその姿を目にする者や周りのみなも心地よくおもてなしする、紗紬「伝統工芸士 白川貞夫」カタス式夏着物正絹本場大島紬でございます。

奄美大島で始まった絹織物で、島に自生するテーチキの汁で染めた糸を鉄分の多い泥でもむ泥染を繰り返す「本場大島紬」は、素朴ながらも独特の艶を持つのが特徴。こちらは、一つの粒を作るのに経と緯の絣糸を一本ずつ使う“カタス式”で、絣がT字になって表れます。

袖のみ仕付け糸付き、撮影のため一度着付けただけの“未着用”の一品。

体に沿うように馴染み良い“手縫い仕立て”の味が自然と美しい着姿を演出し、肌当たりのやわらかい“正絹”素材で着心地の良さもお約束。

～紗紬～
二本の経糸で緯糸一本ずつをからめて織り上げたシンプルなもじり織で、絽以上に透け感がある“紗”。織り柄のある紋紗、こちらのように紬糸を使った紗紬などがあり、7月、8月の盛夏はもちろん、色味を合わせた襦袢を重ねて透け感をなくして悪戯な気温の変化を見せる6月、9月の単衣の季節にも着られます。

“涼やかな風と心地よい騒めきのおもてなし”、どうぞお受けください。


採寸表
身丈 ： 160cm（肩から）
裄　 ： 63cm
肩巾 ： 30cm
袖巾 ： 33cm
袖丈 ： 49cm
前巾 ： 23.5cm
後巾 ： 29cm
素材 ： 正絹(単衣)
折代 ： 身丈(内揚げ 前6.5cm・後6.5cm)　裄(身頃側：1.5cm・袖側：1.5cm)　袖丈(4.5cm)