新品 ３点セット 翠山工房 桐屋の辻ヶ花 やまと扱い 着物“花々と兎の夢見る感覚にとらわれて”訪問着・長襦袢・袋帯 3135

芳醇な葡萄染色に酔いしれ、花々と兎の夢見る感覚にとらわれて...。

温か味ある幻想を灯しながら夢見る感覚を花開く藤や桜、梅や葵、兎が翔け、七宝柄の霞を次々と越えて芳醇に薫り立つ葡萄染色の頂を目指し、まだ見ぬ景色へと貴女を連れ出す、翠山工房“桐屋の辻ヶ花”やまと扱い訪問着・長襦袢・袋帯３点セットでございます。

江戸寛永年間の創業とされている新潟県十日町の着物製造メーカーであり、辻が花創作で有名な「翠山工房」、現当主で九代目を数える歴史を持つ「桐屋」は、「美しいキモノ」などの専門誌で有名な絞り工芸大家として取り上げられ、多くの着物ファンの支持を集めます。

“辻ヶ花”とは、室町中期から江戸時代にかけて流行した絵模様染。当時は染め物と言えば辻ヶ花と言われるほど一般的で、武士たちはファッションの先端をゆく斬新で目立つ辻ヶ花を好んだといいます。しかしながらその発生時期や加工法、名称の由来など謎に包まれ、友禅技法が普及していくと姿を消したことから“幻の染”とも言われます。

（着物）
肌当たりのやわらかい“正絹”素材の一枚は、裾周り・背・右肩に目立たぬ薄しみがございますが、保管時に付いたもので撮影のため一度着付けた“あなたから始まる”真っ新な一品。

＊仕付け糸も付いております。

（襦袢）
白群色×裏葉柳色×藤色で爽やかに虹を架け、静かに静かに優雅な息吹を秘めて隠れる所も衿や袖口からちらりと覗く所も抜かりなく彩る一枚は、左袖に保管時の薄しみがございますが、まだ誰も味わっていない“真っ新な”一品。

単衣仕立てに“居敷当付き”で下にお召になられましたものの透けをカバー、直接、着物への汗などの汚れを付きにくくし、お尻あたりの背縫いの縫い目や布にかかる力を軽減、後姿も美しく演出。

（帯）
ゴールド×多彩な色でどこはかとミステリアスな雰囲気を漂わせて桜や梅を友とする藤が揺らめき、特別な流れを運ぶ“やまと誂製”の一本は、まだ誰の手にも納まっていない“あなただけの”真っ新な一品。

裏面にも抜かりなく、素材は、力を加えれば滑りにくい特徴を持つ“正絹”ですので緩みにくく締めやすく、柔らかいのでお着物も傷みにくく安心。

さぁ、これから芳醇な葡萄染色に酔いしれ、花々と兎の夢見る感覚にとらわれてください。


採寸表
【着物】
身丈 ： 168cm（肩から）
裄　 ： 69cm
肩巾 ： 34cm
袖巾 ： 35cm
袖丈 ： 53cm
前巾 ： 24cm
後巾 ： 30cm
素材 ： 正絹(袷)
折代 ： 身丈(内揚げ:前3㎝・後4cm)　裄(身頃側：0.5cm・袖側：0.5cm)　袖丈(5cm)
【襦袢】
身丈 ： 132cm（肩から）
裄　 ： 68.5cm
肩巾 ： 34.5cm
袖巾 ： 34cm
袖丈 ： 52.5cm
前巾 ： 27.5cm
後巾 ： 31.5cm
素材 ： 正絹　単衣無双仕立て
折代 ： 身丈(内揚げ:前5.5㎝・後5.5cm)　裄(身頃側：0.5cm・袖側：1cm)　袖丈(3cm）
【帯】
巾　 ： 30cm
長さ ： 452cm
素材 ： 正絹