金彩友禅 着物 比翼仕立て 正絹“輝かしい美に満ち、乱菊の先導で現代を歩む花車”色留袖 2011

いくつもの波を越え、時を越えてやってきた花車には...。

花びらを乱舞させる乱菊の先導でいくつもの波を越え、時を越え、心癒す錆青磁色に染まる現代へと舞い降りた花車は、輝かしい牡丹や藤、菊や梅の美しさが溢れだし、これから向かう先々に幸せと歓び、その美しさをお裾分けする晴れ姿を演出する、金彩友禅“乱菊”正絹比翼仕立て色留袖でございます。

あの金彩友禅の巨匠・和田光正氏によって改良、発展したという“金彩友禅”。金彩部分も布地と同様な柔らかさを持ち、ドライクリーニングにも耐え、後染や色抜きでも金彩が剥がれない丈夫さで上質な糊が開発され、友禅染にも劣らない繊細な色彩表現を可能にしました。その“金彩友禅”と名付けたのも和田光正なのだそう。

上前裾に少々の擦り切れ、目立たぬ衿擦れ、両袖口に目立たぬ薄汚れ、裏地両脇にうっすらしみがございますが、それらを塗り替えそうな“輝かしい美で溢れる花車”に視線集中...。　

五ツ紋、体に沿うように馴染み良い“手縫い仕立て”の心を込めた味も待機、肌当たりのやわらかい“正絹”素材で着心地の良さもお約束。

“輝かしい美に満ち、乱菊の先導で現代を歩む花車”、お慶びの日の友として是非お側に。


採寸表
身丈 ： 166cm（肩から）
裄　 ： 66.5cm
肩巾 ： 32cm
袖巾 ： 34.5cm
袖丈 ： 47cm
前巾 ： 24cm
後巾 ： 29.5cm
素材 ： 正絹(袷)胴裏・比翼は化繊
折代 ： 身丈(内揚げ 前4cm・後4.5cm)　裄(身頃側：2.5cm・袖側：2cm)　袖丈(7cm)