新品 縦絽 染色作家 市川純一郎 夏着物 証紙付 仕付け糸付“シンプルながらも想像力を掻き立てるダンス”白山紬 1938

うっすらと縦縞を浮かべる濃いグレーにまるでダンスするような息吹。

その息吹は、遠目には蜻蛉のようにも見え、近づけばシンプルながらも芝草と露、夏草と穂、花びらや蕾..と想像力を掻き立てる正体で見る者を楽しませてくれます。縦縞のように広がる透け感もお洒落。

気軽なお出かけからゆったり過ごすお家時間にお供する“縦絽”染色作家 市川純一郎 仕付け糸付夏着物「証紙付白山紬」でございます。

元々は石川県白峰村で織り出された紬（現在の牛首紬）でしたが、金沢市近郊で織元独自の登録商標として発展、現在は再び牛首紬のメーカーと合併している「白山紬」は、紬でありながらも光沢を持ち、渋さに加え華やかさもあり、裾捌きのよい良いとこどりの紬。

衿裏にうっすら保管時に付いたスナップ跡がございますが撮影のため一度着付けただけの“真新しい”一枚。　

ミシン製とは一味違う“手縫仕立て”ならではの馴染みの良さ、肌当たりのやわらかい“正絹”素材の心地よい抱擁も待機。座るときなどの生地質のよれ、下に着るものの透けをカバー、お着物を長持ちさせ後ろ姿にも自信が持てる“居敷当て付”。

～縦絽～
７月、８月の盛夏に最適で、まだまだ気温の高い９月まで活躍する薄物着物の代表格“絽”。縦糸と横糸をからませて織った生地で“絽目”と呼ばれる目の細かな透かしを持ちます。絽目が横向きになっているものを「横絽」、こちらのように縦向きになっているものを「縦絽」といいます。

“シンプルながらも想像力を掻き立てるダンス”、じっくりと見て、何度でも袖を通してお楽しみください。


採寸表
身丈 ： 163cm（肩から）
裄　 ： 64.5cm
肩巾 ： 31cm
袖巾 ： 33.5cm
袖丈 ： 48.5cm
前巾 ： 28.5cm
後巾 ： 33cm
素材 ： 正絹(単衣)
折代 ： 身丈(内揚げ 前4cm・後5cm)　裄(身頃側：1.5cm・袖側：1cm)　袖丈(5cm)