美品 山口美術織物謹製 市松春秋文 唐織錦 御御帯“目覚めを迎える季節に朝な夕な絢爛を開く桜と紅葉”袋帯 1832

市松を見え隠れさせ乍ら目覚めを迎える季節に桜や紅葉の絢爛...。

上品な象牙色×黒で上手に市松を繋ぎ、静けさにも目覚めにも朝な夕な舞い降りる桜と紅葉が、情緒あふれる表情を振り撒き、時折見せる花びらや葉、そのまま消えてしまいそうな幻想的な姿で精緻を極め、絢爛を花開く織りを物語り、ため息物の豪華さを解く、皇室御用達でありＴＶドラマへの衣装提供もおこなう京都の唐織メーカー山口美術織物謹製“市松春秋文 唐織錦”御御帯 袋帯でございます。

垂れ先に目立たぬ薄しみ、少々の締め跡のみの「美品」。　

素材は、力を加えれば滑りにくい特徴を持つ“正絹”ですので緩みにくく締めやすい。柔らかいのでお着物も傷みにくく安心。

裏面の折鶴にもご注目...。

～唐織～
もともと中国から渡来した織物が融合して生まれ、装飾性の高い美術織物を源流とした絹織物の総称。室町時代に将軍や側近の有力武家のみが所有した着物でしたが、世阿弥が創り出した能楽の衣装として使用されるようになった。能装束の代表と言える豪華な唐織の美しさは、女性役の上着として用いられ、その後も刺繍の趣も加味され、花嫁衣裳にも用いられる現代の絢爛豪華な唐織が完成された。

大切な方の結婚式、華やかなパーティやお正月、お子様の入卒式や七五三、格調高いお慶びのお席...特別な日の華として是非お傍に。


採寸表
巾　 ： 30.5cm
長さ ： 451cm
素材 ： 正絹