美品 紋紗 縦暈し 夏着物“夏のお召で視線を釘付け！一期一会に艶香る”正絹 仕付け糸付 お召 6038

“夏のお召で視線を釘付け！”、涼感豊かな夏着物…紋紗/縦暈しのお召でございます。

紗は二本の経糸で緯糸一本ずつをからめて織り上げたシンプルなもじり織で絽以上に透け感があり、カジュアルからセミフォーマルまで幅広く着られる夏生地のひとつ、織り柄のある紋紗、紬糸を使った紬紗などがあります。

黒と藍墨茶色の彩色に広がるこの上ない大人びた表情、紗の透明感に艶めいて浮かび上がる花葉の陰影、それは正に“大人を振りほどく和の眼差し”そのもの、柄行を微細なコントラストでシンプルモダンに表現したひと品、お召独特のしっとりとした風合いが着物の味わいを一段と馴染みやすい趣に変えています。

目立たぬ衿擦れがあるのみの大変状態が良い美品の一枚、仕付け糸付“手縫い仕立て”のお品でございます。

こちらのお着物は、お召地の素材感を最大限に活かしながら、ダークトーンの彩色で従来ある柄行のパターンを和モダンにアレンジしています。お洒落をこよなく愛する通好みの一枚、貴女のお気に入りとなること間違いなし。

お召は、お召縮緬（おめしちりめん）を省略したもの。織りの着物地の中でも最も高級とされ、光沢と上質なシャリ感が特徴。経糸（たていと）と緯糸（よこいと）に、糸にねじりを加えた撚糸（ねんし）を使い、生地の表面に細かい「シボ」があるため縮緬の名前がついています。お召は紬や木綿と同じ織りの着物ですが、他の縮緬よりもコシが強くシワになりにくいという特性を持ち、着崩れしにくく裾さばきがよいため洒落着に向くとされています。また、生地として織る前に糸を染め、その色糸で生地の色や模様を生み出す先染めの着物で、柄ものには織り生地の凹凸により微妙な陰影の奥行き感があります。

ぼかしは、優れた色彩感覚と繊細さが必要とされる染色方法のひとつ、優しい色合いの絶妙なグラデーションがなんとも言えない幻想的な仕上がりを創り出します。

“夏のお召で視線を釘付け！一期一会に艶香る”、夏着物に潜むハイセンスな個性美、さぁ！装いの満足度を叶えて！

採寸表
身丈 ： 163cm（肩から）
裄 ： 71cm
肩巾 ： 35cm
袖巾 ： 36cm
袖丈 ： 49cm
前巾 ： 23.5cm
後巾 ： 29cm
素材 ： 正絹(単衣)
折代 ： 身丈(内揚げ 前7.5cm・後9cm) 裄(身頃側：0.5cm・袖側：0.5cm) 袖丈(7cm)